新郎新婦にとっては最高の晴れ舞台となる結婚式。一生の思い出になるような素晴らしい式にしたいものです。そして大切な思い出にするために欠かせないのが撮影です。後になって振り返ったときにありありと思い出し、当時の心境や感動が蘇ってくるような形で記録に残したいところです。
そんな結婚式の撮影については3つ選択肢があります。いざ結婚式に望む際にはどの選択肢が一番よいのか、クオリティはもちろん、費用の問題など総合的な点をよく考慮したうえで判断していくことが必要です。
まずもっとも一般的な撮影方法となるのが結婚式場が用意するカメラマンや撮影機器を使用する方法です。式場が用意しているプラン・コースの中にはじめから撮影が盛り込まれていることが多く、とくに意識せずにそのままオーダーしてしまうケースも多いのですが、この方法にはメリットとデメリットがあります。自分でカメラマンを探す手間が省ける、会場側が撮影に理想的な撮影環境を用意したうえで撮影できるといったメリットがある一方、費用がかさむなどのデメリットもあります。
2つ目は外注の形で自分でカメラマンを選ぶ方法。「この人にぜひお願いしたい」というカメラマンがいれば依頼することでもっとも理想的な形で結婚式を記録に残すことができます。満足感の高さもひとしおでしょう。また式場に依頼するよりも費用が安く済むことが多い点も大きなメリットです。その一方で撮影エリアや持ち込む機材などに式場から制限が課せられることもあり、理想的な環境で撮影できないデメリットもあります。式場やウエディングドレス選び、その他準備で忙しいなかカメラマンを探したり依頼する時間と手間を割くのが難しいというのも問題点のひとつです。
3つ目は友人や親族に依頼する方法。費用がかからないという点ではもっとも理想的な方法ですし、新郎新婦をはじめとした参加者も構えずに撮ってもらえるといったメリットが期待できます。ただどうしても技術面でプロのカメラマンとの間に歴然とした差が出てきますし、本当に思い出に残る一瞬を撮ってくれるとは限らないといった不安点もあります。基本的にはあまりオススメできない方法です。
これら3点の特徴を踏まえたうえで自分たちにとってもっとも都合が良い選択肢を選ぶようにしましょう。